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アークナイツがきっかけで中国語に入門した

最近は趣味でガンプラエレキベースとアークナイツをやっております、kodai です。 アークナイツというゲームの影響で、中国語に入門しました。

アークナイツを知らない人のためにちょっと説明しておくと、アークナイツはスマホタブレットでプレイできるタワーディフェンスゲームです。 ノベルゲームのようにイラストや文章でストーリーを楽しむパートと、手動でマップ上に味方を配置・指揮して敵から自陣を守るタワーディフェンスゲームのパートに分かれています。 テラという世界が舞台になっており、そこでは正体不明の鉱物「源石 (オリジニウム)」が大きな影響を与えています。 源石は、天災と呼ばれる自然災害の跡地に大量に堆積しており、大きなエネルギーをもちます。 そのため源石は世界中でエネルギー源として活用されていますが、実は「鉱石病 (オリパシー)」という不治の病の原因になったり、増殖して更なる天災を引き起こしてしまったりします。 鉱石病に罹った者は「感染者」と呼ばれています。鉱石病の伝染性への恐れや不理解から、感染者に対する差別や迫害が絶えません。 感染者・非感染者の対立が強まり、ストーリー序盤ではテロで感染者の権利を取り戻そうとする過激派感染者組織「レユニオン・ムーブメント」が登場します。 こういった混乱のなかで、感染者に関するあらゆる問題を解決するための専門家集団「ロドス・アイランド」が立ち上がり、あなたはその組織の謎多き中心的人物「ドクター」として、少女アーミヤと共に仲間を率いていくことになります。

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アークナイツ

アークナイツ

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で、ちょっとと言っておいて早口オタクみたいに語りまくってしまったんですが、アークナイツはリリースされる地域によって「大陸版」「グローバル版」に分かれています。 大陸版は中国で配信されています。中国にはアークナイツを開発している中国企業「Hypergryph (ハイパーグリフ)」があります。 その他の地域には各言語に翻訳されたグローバル版が配信されています。日本の Google PlayApp Store からインストールできるグローバル版は日本語表記ですが、大陸版のほうは当然中国語(簡体字)表記になっており、実はグローバル版より半年くらい先行してイベントやガチャ、メインストーリーの追加が行われています。

グローバル版のほうをずっとプレイしてきたんですが、現在公開されているメインストーリーの通常ステージはすべてクリアし、キャラの育成もある程度進んで新規イベントのステージもそんなに苦労せずにクリアできるようになってきたので、より楽しむために大陸版に挑戦することにしました。

そして先日、大陸版を配信している bilibili 游戏にアカウント登録・実名認証して、PC 向けの Android エミュレータ「Bluestacks」で大陸版アークナイツをプレイし始めました。(wiki にも書いていますが、 中国企業 bilibili に顔写真や本人確認書類を見せる必要があってリスクを伴うので、同じように大陸版をプレイする場合は自己責任でお願いします)

それと同時に、快適に大陸版をプレイしたり中国語表記のアークナイツ関連コンテンツをネット上で楽しむために中国語にも入門しました。 どうやって中国語学習を進めていくか迷いましたが、今は Android アプリ「Hello Chinese」と入門書「新 ゼロからスタート 中国語 文法編」に沿って進めています。 少し学習を進めるごとに、大陸版アークナイツから例文を持ってきて自分なりに訳してみて、グローバル版での対応する日本語訳を確認するというチャレンジをしてモチベーションを高めています。 一部のプレイアブルキャラクター (ゲーム内では「オペレーター」という) には中国語ボイスが実装されており、発音を併せて確認できます。 グローバル版では選択したオペレーターを音声だけ中国語に変更することも可能なので、グローバル版において、慣れ親しんだオペレーターのボイスを中国語に変更するという勉強法も実践しています。

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単語の意味や関連する用法を調べたり発音を確認するために、中国語専用の電子辞書エクスワードも購入しました。 スマホアプリでも中国語辞書は利用できますが、広告が邪魔だったり他のことに気が散ったりしがちです。 それに対して電子辞書はまとまった時間集中するためのデバイスとしてかなり優秀だと思います。

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「新 ゼロからスタート 中国語 文法編」は文法に関してサクサク進められるチュートリアルのようなものなので、より詳細な解説を適宜確認するための文法書「NHK出版 これならわかる中国語文法: 入門から上級まで」も購入してあります。

そして更にモチベーションを高める目的で、中国の子供たちが家庭や小学校で実際に使っているテキストを2種類入手しました。

1つ目が「学前识字 (xué qián shí zì)」。これは小学校入学前の子供が各家庭で最低限の字を覚えるためのテキストです。 4冊セットになっています。 写真やイラスト、用例も載っています。見ていると自分が小学生のころ使っていた漢字ドリルを思い出します。

学前识字

2つ目が「语文 (yǔ wén)」上下巻。小学校1年の国語の教科書です。 発音表記法である「ピンイン」や書き順について指導しながら、挿絵つきの詩や物語文を扱っているようです。

语文

このようにいろんな工夫をこらして中国学習に挑戦しています。ゆくゆくは大陸版アークナイツの公式配信等で聞こえてくる中国語を理解できるようになりたいなぁと思っています。 あとアークナイツとは関係ないですが自分はエンジニアとして食っていくつもりなので慣れてきたら技術系の中国語にも挑戦したいという気持ちもあります。

中国語に関して学んだことは、余裕があればこのブログにも載せていこうと思います。それでは、また。